仲井戸麗市with新谷祥子

仲井戸麗市with新谷祥子@名古屋ブルーノート

ブルーノートは初めて。すごくきれいでびっくりする。家族づれもいる。リラックスした雰囲気。ビール+ポテトとホットドッグを注文。

ライブがはじまった。
2曲目がホームタウン。
チャボが最初にポエトリーリーディングツアーを始めた最初のツアーのさらに最初のステージを新潟で見たときを思い出す。あの時は、アンコール前最後が、ホームタウンだった。ギターをアンプでひずませた曲ラストが印象的だった。今回は、どちらかというと淡々と。

マリンバは、初めて聴いたけど、どらやシンバルも入っていて、面白い。
新谷さんのボーカルもあって、これがまた良かった。


中盤の終わりの方、「ボルテージ」が、新谷さんのプレイもあって、素晴らしく、すごく盛り上がった。


スト2つ前が、「君が僕を知ってる」。
「♪僕のことすべてわかっていてくれる♪」
オーディエンスはすべてわかっていた。
僕の前の人が、コーラスを入れる。すごく、いい。「僕のことすべて わかっていてくれる」
僕には、チャボが、
「(僕が)君のこと、わかっていてくれる」と歌っているように聴こえた。最高の清志郎へのラブソングだと。
曲が終わったあと、チャボは、ぽそっと
「実感わかないよね」
チャボは、少し感極まっていたように見えた。
客席は、シーンとしていた。
やはり、みんなわかってる。


アンコール前ラストは、「I can't get over you」
チャボ得意の、意訳カバー。
「ずっと僕は努力しているんだ 君の不在を受け止めることを」
(注:歌詞は正確ではありません。)

僕が何か言えるようなことではない。自らの意思の元、ずっと仕事をともにした仲。親にもわからない、2人だけの世界を創り上げてきた軌跡。唄にすべてが込められていた。


ある意味、完全なソロでなくて、チャボさんにもクッションがあって、少し助けられたのではないだろうか。
1時間半と短かったけど、とてもいいライブだった。
次は、ソロを見たい。