みますや

25,26日と、東京出張。
新幹線に乗って行く出張なんて2年ぶりか?


25日夜、仕事が終わって、一人で飲みに。
宿はお茶の水
飲みのことでは先生の太田和彦さんの本で、
神田がいいとあり、行って見る。

駅のすぐソバに、「新八」「神田小町」がいいとあったが、
店の位置を調べたりしてなくて、わからない。

本で、創業明治38年、さらによさげな「みますや」に行こうと思って、タクシーに乗って聞く。
運ちゃんも知らなかったので、交番前で降りて聞く。
教えてもらったとおり、裏に一本入ると、あった。
歴史を感じるたたづまい。


入ってみると、いっぱいで、相席でなんとか座れた。
広い店だが、活気があって、雰囲気がすばらしい。
なるほど、太田さんが絶賛するだけのことはある。
まんなかで大将らしき人が伝票の整理?をしている。




こんな古い店だが、日本酒はそろっている。
ちゃんと研究しているのだろう。
でも、残念ながら「飛露喜」も「九平次」も切れていて、
ほかにもないものが多く、知らないものをたのんだ(なまえ忘れた。七がついてたな。)。
つまみは、さくらの刺身と肉豆腐。すべて安い。



よくよく見ると、店も広い分、働いている人も多い。
皆、昔ながらの割烹着っぽいものを着ていて、
ちょっと昔に戻ったみたい。
酒が出てきた。しらない銘柄だったのでやや心配だったが、うまい。



お客さんは、会社帰りのサラリーマンがメイン。
女性も会社関係のひとと来ている方が結構多い。
皆、なごやかに酒の席を楽しんでいる感じのいい雰囲気で、楽しそう。
店が客を呼んで、客が店を作る、いい店の条件。



肉豆腐が先に出てきた。オーソドックスでおいしい。
さくらの刺身もすばらしい。
のんびりと雰囲気を味わった。
もう少し飲みたくもあったが、知らない土地なので飲みすぎるまえに出る。



その後、適当にあるいて、地下鉄の駅があったので、湯島に行って、同じく太田さんお勧めの「シンスケ」という店を探してみるが、行き当たりばったりではわかるわけもなく、じきに断念。
御茶ノ水に戻って、昼間ランチを食べた、明治大学近くのJAZZバーに行ってみる。
40人くらいでいっぱいの店だが、席はほぼ一杯。
ライブもやっていて、しばらくのんびりする。
お酒は、ブラッディマリーを3杯。

いい夜でした。





翌朝、御茶ノ水駅まえの立ち食いうどんを食べる。
地元とかではやったことあるが、東京でいちどやってみたかった。
松村雄策さんによると、立ち食いそばやで、のんびりカレーなんかを食べていてはだめなのだそうだ。
ちなみに、この日の店には、そもそもカレーがなかったが。


その後、仕事へ。


東京暮らし、うらやましいなあ。